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お笑いを見たり聞いたりライブにいったり。

2017.04.01 髭 Golden Raspberry Award Tour2017@渋谷・club asia

髭ゴールデンラズベリーアワードツアー2017東京公演に行って来ました。

セットリスト

  1. 下衆爆弾
  2. さよならフェンダー
  3. 夢でさよなら
  4. ツァラトゥストラ
  5. 3.2.1.0
  6. ママ's 理論
  7. ブラームスの子守唄
  8. エルビス・ヘンドリックス
  9. ランチ
  10. ココロとカラダ、日曜日
  11. ハートのキング
  12. 壁に話しかける朝、僕はただの男
  13. 白い薔薇が白い薔薇であるように
  14. ガイジン
  15. なんとなくベストフレンド
  16. 連中は遠慮しな
  17. 髭は赤、ベートーヴェンは黒
  18. 電波にのって

    EN1 白痴
    EN2 ダーティーな世界(Put your head)

ライブレポ

不人気の曲を演奏するライブにも関わらず、会場は売り切れ超満員。
下衆爆弾で幕を開けたライブは大盛り上がりで、2曲目「さよならフェンダー」というチョイスには「これ不人気じゃないだろ!」と言わざるを得ない。
懐かしい曲の連発に観客もゆらゆらと応える。

夢でさよなら後MC

須「ようこそ須藤がたくさん歌詞を間違えるライブへ」
須「だから今日はたくさんみんなに歌ってもらうよ、まぁみんなもわかんないと思うけど」(観客笑い)
須「今日はファンのみんなに投票してもらって、 みんなが嫌いな曲をやるというトリッキーなイベントです…」
須「まぁ、みんな投票したってことはみんな知ってるってことだからね」(観客笑い)

ママ's理論後?MC

斉「春だねー!」
斉「club asiaはクラブエイジアなんだよ、クラブアジアじゃなくて」とふわふわしたことを喋る斉藤さん。
須「今ノープランで喋ってる?」(一同笑い)
須「club asiaは本当に来るのが久しぶりで……2003年に、本当に俺がまだ米粒だった頃にやらせてもらってたんだよね。当時はほんとに米粒だったから、すぐピンと弾きとばされてたけど。ほんとバイキンみたいな感じだった」(観客笑い)

エルビス・ヘンドリックス後MC

須「歌詞全然わかんなくてガン見しちゃった…この曲だけね!」
須「他の曲は歌詞は全部頭に入ってます」(観客拍手)←拍手するようなことじゃないw
須「当時もう締切に追われててこれでいいやって出して、どうやってライブでやるかなんて考えてなかったから。普通歌詞って世界観に凝ったりするはずなのに、まさか聞く方も締切に追われてたとは思わなかったよね」(観客笑い)
須「バイザウェイ」(観客笑い)
須「バイザウェイ…ところで!」
須「「ところで」が出てこなかった、「バイザウェイ」ってカタカナで出てきちゃって。俺ってこういうところあるじゃん?」(観客笑い)
須「春になったからさ、みんなでピクニックでもいこうよ」
須「それでみんなで食べようぜ、『ランチ』」

ココロとカラダ〜後?MC

須「最近ソロのモードだったんだけど、始まってみればすぐ思い出すね。ソロなんてどっか行っちゃったよ。最高ですありがとう」(観客拍手)

ハートのキング後MC

須「ほんとにゴールデンラズベリーアワードってイベントは、最初はレコーディングしてるときに冗談で言ってたんだよね。みんな人気投票ばっかじゃねえか、俺たちだから斜めから見てさ、不人気投票もやればいいじゃんって。そんなノリで最初は始まった企画だったけど、結果を見てみたら「これ結局ライブでやってない曲ばっかじゃん」と。」
須「みんなの愛を感じずにはいられません…こっちは勝手にそう解釈してるけど」(観客拍手)

白薔薇後MC

須「2003年の俺にタイムスリップして、『2017年に白バラで渋谷が1つになれるよ』って教えてあげたいよね」
須「ラズベリーアワードも今年で3年目なんだけど、いっつも断トツで1位の曲があるんだよね。「ガイジン」っていうんだけど…。当時「このタイトルではギリ出せません」ってレコード会社の人に言われて、どうしよう?と…。難しい時代だよね、須藤には傷つけるつもりがなくても、結果的に回りを傷つけることになってしまったり。一回折れそうになったけど、でも「いやこのタイトルじゃなきゃ出しません」と伝えて。そしたら「あっそう。じゃあ出せば」ってレコード会社の人に言われたよ。そういう小競り合いはあった。」

髭は赤〜後MC

須「次が最後の曲です」(観客「えー!!」)
須「これからやる曲は、やらなきゃいけないんだよね、なぜならけっこう票が入ってたから。不人気投票の結果を見るとほとんどが普段ライブでやってない曲なんだけど、「アレ?これフェスとかでやってんじゃん」って曲にも票が入ってるんだよね。恥ずかしいよ僕は。どんな顔してやればいいの?みんなだから言うんだけどさ。ほんと僕は反省しなきゃって思うよ」(観客笑い)

アンコール後MC

斎「拍手が聞こえてくると、また舞台に戻ろうって気持ちになります。」(観客拍手)
斎「ありがとうございます…本当に」(観客、大きな拍手)

新アルバムについて

須「今日は、東京では2017年入って最初のライブです」(観客拍手)
須「何をやっていたかというと、アルバム作ってました」(観客拍手)
須「またわけのわからない曲がいっぱいで…、一生懸命作ったんだけど、完成してみたら30分なかったんだよね」(観客笑い)
須「さくっと聞けるアルバムなんで、楽しみにしててください」

歌詞について

須「いつも歌詞って自分でもよくわからなくて…。インタビューで「これってどういう意味なんですか?」って聞かれるんだけど、「なんでしょうね?」って感じで。ただ地方に回ったりすると、待ってくれてる子がいたりするんだよね。そういう子達は、須藤に枯渇してるから。須藤がロックスターだから。もう鼻息荒いよね、『須藤さん、ここの歌詞はこういう意味なんですよね』って…。
でもそういう人たちのおかげで今の髭があるし、また10年先もそういう人たちに音楽を届けていきたいと思います」
須「それでは聞いてください、『白痴』」(一同笑い)
須「もうぐしゃぐしゃだよね、サビがhey hey 白痴 1億総白痴化。意味わかんない」
須「今度のアルバムも、歌詞わけわかんない曲ばかりだけど…。どんな曲なのか、みんなで紐解いて行こうよ。また次のライブでさ」(観客拍手)

白痴後MC

須「みんなでダーティーな世界へ行こうよ。行くときはみんな一緒だよ、ここがダーティーな世界かも」と煽ってダーティーの世界(Put your head)へ。
盛り上がりが最高潮に達した後、最後に新アルバム「すげーすげー」の1曲目(ものすげーすげー?)がかかって終了。
素晴らしいライブでした!